ARBITRO MAGAZINE

オススメの時計の買い方

 

あまり時計に詳しく無いという方でも安心して買って頂けるようにアルビトロが考えてみました。

  • 普段使いとオシャレをしたい時用に2本持つ
  • 自分のライフスタイルを考えて、それに合った時計にする
  • メンテナンスの費用を考えておく
  • 予算を狭めすぎない

上にあげたポイントを抑えて買えば、お気に入りの時計を大切に長く使えると思います。

今持っているのは昔に買った数万円の時計だけで、次に買うならせっかくなので本格的な少し良い時計を買ってみたい。

アルビトロではこういったお客様は結構多いんです。

そんなタイミングの方に。

普段使いとオシャレをしたい時用に2本持つ

アルビトロがオススメするのは普段使いできるガシガシ使えてそんなに気にせず使える時計と、少しオシャレをして出かける時に着けたい時計の2本使いをすること。

もっと言うと、ケースの形が違うものや大きさが違うものなどをひとつずつ持っておくと◎

カジュアルなスタイルに合うものを1本、スーツやキレイめなスタイルに合うものを1本、合計2本持っておくと完璧です。

自分のライフスタイルを考えて、それに合った時計にする

特に仕事中にも使いたいってなってくると、お仕事内容によって変わってくるんじゃないでしょうか。

例えば、外回りの仕事が多い人は歩くことが多く、時には走ったりすることもあると思います。

そういうシチュエーションが多い場合は、汗をかくので時計のケースは防水性が高いもの、できればレザーブレスではなくシルバーブレスの時計がおすすめ。

内勤のパソコン作業が多くあまり出歩かないという人には、手巻きムーブメントが入った薄型のドレス時計やクォーツ時計が良いかもしれません。

自動巻きの時計は腕を振ることによってゼンマイを巻き上げますので、行き帰りの通勤だけでは巻き上げが不十分だったりします。

またパソコン作業が多い場合、重い時計は疲れにもつながってきますので、ケースが薄く軽い時計がおすすめです。

もちろんそういうことは気にせず、気に入った時計をずっと使うのもアリですが服や靴と同じようにTPOやファッションに合わせて時計もチョイスするっていうのが大人の嗜みと思うんです。

メンテナンスの費用を考えておく

アルビトロでは一部の時計を除き、オーバーホールをしてからお客様へお渡ししています。

その条件で考えると、時計にもよりますが3〜4年でオーバーホール(メンテナンス)が必要になってきます。

手巻きや自動巻きのムーブメントは車のエンジンと同じく部品の油が酸化して劣化してくると、部品の動きが悪くなり故障の原因となります。またパッキンと呼ばれる防水用のゴムは年数が経つと劣化して防水性が落ちる原因に。

オーバーホールをせずにどんどん劣化が進むとパーツが壊れる・錆びるといった故障につながるんです。

車は車検やオイル交換が必要なように、時計も定期的なオーバーホールが必要です。

定期的なオーバーホールをしていると余計な部品交換などを必要とせず、純粋なオーバーホール作業のみでいけるので費用も安く済みますが、壊れてからのオーバーホールとなるとオーバーホール費用に部品代が別に必要になってきます。

この部品っていうのが安くはないんです。特にRolexなどはひとつのパーツが高い。また最悪のケースは交換用のパーツが見つからず、作るしか無いっていうことになるとめちゃめちゃ高額になります。

クォーツ時計については電池交換の目安がだいたい2〜3年。クォーツムーブメントの寿命は8〜10年またはそれ以上。電子回路が故障している、電池交換をしても動かない場合はオーバーホールが必要です。

予算を狭めすぎない

あとは予算に応じた買い方です。これまでお客様と話していて感じたひとつの目安として〜30万円・〜50万円・50万以上という分け方になると思います。

1番買いやすい価格帯の〜30万円のライン。CartierのTankやSantos Galbee などがこのラインですね。

この価格帯の時計はケースがステンレスや金張り・金の厚張り、またはサントスガルベのようにベゼルが金無垢でケースはステンレスのパターンが多いです。(Rolexは別枠と考えて下さい)

普段使いにもっともおすすめなのはこの価格帯。

ムーブメントのメンテナンスなどを考えると1990年代〜ぐらいの時計が良いと思います。

次は30万円〜50万円の間。

30万円以上の時計になるとケースなどが金無垢のものが多いですね。

ダイバーやクロノグラフなどの時計も年々価格が上がってきていることもあり、これぐらいの値段のものでないと名前の知られているモデルは買えません。

またアルビトロでも半分ぐらいの割合でこの価格帯の時計をご購入頂いています。

50万円まで予算を広げるとかなり選択肢が広がりますね。

中古の時計で50万出すのってどうなの?って思うかもしれませんが、時計は貴金属の扱いになりますので、万一売りたいって思った時も金無垢やプラチナなどの時計なら、ある程度の値段はかならず付くのでおすすめです。

最後は50万円以上の時計について。この価格帯になってくると有名なモデルやヴァシュロン・コンスタンタンやパテックフィリップなどのブランドも視野に入ってきますね。

カルティエではタンクルイやCPCPと呼ばれるシリーズもこの価格帯になってきます。

ROLEXについて

ロレックスは他の時計とは分けて考えたいと思います。

どのラインにも共通して言えることとして、文字盤はシンプルなシルバーやホワイトが数が多く価格も標準的。

グレーやブルーなどの色付き文字盤のものやイレギュラーな文字盤のものは数が少なく珍しいので価格もシルバー系に比べて2〜3割は高くなります。

また、シルバーブレスやギャランティなどの付属品が付いているかどうかで価格はかなり違います。

ロレックスのサービスペーパー(修理証明書)が付いているものも高くなりますね。

ROLEX(Oysterケース)の価格帯

ノーマルなOyster Precision(手巻きのプレシジョン)はだいたい〜30万円ぐらい。手巻きムーブのプレシジョンでもRoyalなどのラインはもう少しプラスαで。

自動巻きでは、Oyster PerpetualやAir Kingなどは30万円〜50万円ぐらいの間。

Datejustは30万円〜60万円ぐらいの間。デイトジャストは品番や状態でかなり価格に差が出ます。

アルビトロでは、コンビモデルよりもホワイトゴールドモデルの方が人気が高いです。

Day-Dateは50万円(金無垢ブレス無し)〜100万円以上。

プレジデントブレスと呼ばれる金無垢ブレスの有る無しで価格は数十万円違ってきます。

サブマリーナやエクスプローラー、GMTなどのスポーツモデルは50万円以上です。

まとめ

4つのポイントを考えてある程度の候補を絞って探すのが良いですね。

自分の手首の太さ(腕周り)に合ったサイズの時計にすることが重要です。細い手首にサイズの大きな時計を着けていると、着けられている感が出てよろしく無いんです。

ダイバーやクロノグラフはある程度のサイズ感があるほうが◎ 逆にドレス系は少し小さめのサイズがおすすめ。

ドレス系の時計については、予算を20万円と決めてステンレスケースのみで探すより、もう少し予算を上げて金無垢ケースの時計を買った方が満足感は高いと思います。

リセールバリューから考えても金無垢モデルはある程度の値段は必ずつきますから。あとは見た目や実物を見たときの高級感がステンレスに比べて全然違います。

こんな感じでサラッとポイントを挙げていきましたが少しはお役に立ったでしょうか?

ではでは、納得できる良い時計が欲しいという方はお気軽にご質問下さいませ〜。

 
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