まずは「 TUDOR Prince Oysterdate Submariner 79090 」 1989年に発売されたチュードルのサブマリーナです。秒針はロリポップハンド、時針はメルセデスハンド(ベンツ針)の組み合わせ。 トリチウムの夜光塗料、フチ無しと呼ばれる周りにメタルの枠が無いタイプのインデックスはヴィンテージダイバーならではのもの。ダイアル12時位置にはチュードルの現在の象徴でもある盾マークが、3連の巻きブレスにも同じように盾マークが入っています。一方で裏蓋とリューズにはロレックスの王冠マーク。 90年代以降、チュードルはサブマリーナの終焉とともにロレックスの部品を使用せず専用部品に切り替えました。ですので、ロレックスの要素が入った最後のチュードルの1つとも言えるモデルです。 次は「Pre Bond」と呼ばれるOMEGAのSeamaster Professional 200m 。 オメガのシーマスター200、通称「プレボンド」と呼ばれ最近注目されているダイバーウォッチ。 1988年に発売され、1995年に生産が終了しました。そして同じ95年に映画「007 ゴールデンアイ」でジェームズ・ボンドがシーマスター300を付けて「ボンド・ウォッチ」として有名になったという経緯があります。そのボンドウォッチの前のモデル、ということでPre-Bond(プレボンド)という名が付けられてるという訳です。 うすいフチありのドットインデックス、逆回転防止ベゼル、分針のソードハンドと秒針のロリポップハンドがブラックダイアルに映えて良い感じ。 次はシブい「LONGINES Rooud Linen Dial」手巻きモデル。 RolexのCellini チェリーニが好きならこのロンジンも必ず気にいるはず。薄いフチのケースにシルバーのリネンダイアル。 よ〜く見るとダイアルが絹目になっているのが分かります?しかもローマ数字。針も細いので全体のバランスがスッキリと仕上がってます。 厚みがかなり薄く、しかもめちゃめちゃ軽い。着けているのを忘れるぐらいの着け心地。写真を載せ忘れましたがリューズもロンジンのロゴが入ったオリジナル。 かなり良いですね、この時計。THE・ドレスウォッチって感じです。 次もリネンダイアルですが、こちらはロレックス プレシジョンの手巻き。Ref.6694というベーシックの中のベーシック。基本中の基本です。 初めてのヴィンテージ時計で何を薦めるってなると、やっぱりこの時計になりますよね〜。現行のロレックスにはない34mmのオイスターケース、手巻き。ヴィンテージ時計の醍醐味が詰まってるような気がします。しかもこれは普通のシルバーダイアルでは無く、リネン。オシャレです、リネンダイアル。 こんな感じで服の色と時計の色を合わせてあげると、全体的にスッキリとまとまって◎これからの季節は汗もそんなにかかなくなるのでレザーストラップでいきたいですね。 次はガラッと変わってイギリスのヴィンテージ時計と言えばのSMITHS スミス De Luxe 。 スモールセコンドとアラビア数字のダイアル、ブルースティール針の組み合わせが雰囲気があります。 ムーブメントからケースまで純イギリス製という男ゴコロをくすぐられる時計。英国王室御用達とかロイヤルワラントっていうワードに反応してしまう方は要チェックです。 次は上で紹介したロンジンのゴールドバージョン。 こちらの方が若干ケースサイズが大きいかも。まあ、そんなに気にならないです。先ほどのシルバーが31mmぐらいで、こちらはもう少しだけ大きいかな?っていう程度。 この時計もロンジンの手巻きムーブメントが入っています。暑さが薄く、疲れないっていうのが高ポイント。 ローマ数字(ローマンインデックス)と呼ばれるダイアル。ゴールドも嫌味っぽくない色味のゴールド。 かなり薄くないですか?これならシャツのスタイルでも目立つこと無くいけます。 ゴールドの方は尾錠もロンジンのオリジナル尾錠。ちなみにストラップもオリジナル。(ストラップは傷みが気になるので違うものに交換をした方が良さそうです) SMITHS スミス ASTRAL アストラル。 少し灼けた文字盤が雰囲気がアリ。ケースもビカビカに光ったゴールドではなく少しくすんだ感じがダイアルと合ってますね。 次はかなり珍しい長方形ケースに一体型ブレスQuartzのIWC。 写真のようにホワイト系のパンツに合わせてあげると、この時計の良さが際立ちます。ホワイトxゴールドxシルバーというカラーの組み合わせは大人っぽい。 ダイアルのデザインがコジャレてます。 続いてはLONGINES Conquest ロンジン コンクエスト。 ロンジンのコンクエストは色んな種類があって見たこともないようなダイアルやインデックスのデザインの時計がごろごろしているんです。 このコンクエストはインデックスに特徴があります。シンプルなデザインの中にもちょっとひねった感が◎ 日本のドメスティックブランド、Citizen。国産時計が好きな人にはかなり人気なCitizen Homer Date シチズン ホーマー デイト。 Rolexのエンジンターンドベゼルそっくりな、そっくりと言うよりそのまんまなベゼル。 インデックスもプリントではなく立体的な部分が良いですよね。渋めのブラウンカラーのレザーストラップと合わせると高級感が出てかつ全体的に締まります。 CARTIER Santos Galbee カルティエ サントス ガルベ。 ヴィンテージならではのLMサイズ。オリジナルのサントスをベースに、飛行機にインスパイアされビスをあしらったサントスガルベ。 ホワイトのローマンダイアルにはブルースティールハンド、そして良く見ると7時のインデックスⅦの一部が「CARTIER」という隠し文字がポイント。カルティエって女性が身につけるモノっていう印象があるかも知れませんが、Tank タンクやこのSantos Galbee サントス ガルベなど男性が着けると知的に見えちゃう時計があるんです。今月もまだこちらで紹介しきれてない時計が入荷してきてます。今回もバランスよく色々な時計がありますね。 撮影が終わったものからアップしていきますのでお楽しみに。