流線型でブレスと一体型の大型ケースは「パイロットケース」と呼ばれています。 スピードマスター 5thと同じく手巻きのCal.861が搭載されてます。 ダイアルのブラック部分は経年変化で良い感じ。夜光はやさしいクリーム色になっているのがポイント。 1970年代にミッドセンチュリーなデザインや流線型のデザインがどのプロダクトにも影響を与えました。 その影響がこのケースデザインに表れてますよね。 同じRef番のシリアル違いのムーブ。これはCal.861。 手巻きのCal.861は自動巻きのムーブメントと比べてもローター部分が無い為、その分シンプルな構造になるっていうことなんです。それは耐久性という点にもつながっていきますよね。 ムーブメントの故障で多いのが自動巻きのローター(錘)周りの原因が多々あります。 ローターと呼ばれる錘(おもり)をローター芯という細い部品で支えているので、この部分に不具合が起こる可能性があるっていうことです。 スピードマスター 4th, 5th、ときてスピードマスター マーク II。 どれも持っているというマニアな方も、このあえてのボルドーにしたSpeedmaster MARK II はいかがでしょうか?