短針・長針・インデックス全てがシルバーで統一されているのでスタイリッシュ。 シチズン初の日付表示付き自動巻き時計として1962年に発売されたのがこのジェット オートデーター。ジェットは当時、国産で最も薄い自動巻きとして開発された機構です。パラウォーター(Para Water)というのは日本初の「完全防水機構」でケースと風防、リューズ、ベゼルの間に特殊なパッキンを埋め込むことで40mまでの防水を実現させました。もちろん当時の防水ですので販売時には非防水の扱いにはなりますが、それだけ防水力があるケースデザインだということ。 普段使いをする上で防水のケースかどうかっていうのはひとつのポイントです。 横から見ると薄さがよく分かります。この薄さで自動巻きを作れる技術力があったのが当時のシチズン。薄さだけではなく、この時代の国産時計って基本的に軽いので現行の重い時計に疲れてしまった人にもおすすめ。あとは単純にデザインが格好良いものが60年代の時計には多いんです。 純正のステンレスベルトが付いています。(16.5cmまで) 汗をかく夏場はこのステンレスベルトでそれ以外の涼しい季節はレザーにして雰囲気をがらっと変えるのも良いですよね。 ダイアルの状態もかなり良いですね。筆記体で書かれた「Citizen Jet Auto Dater」の文字もヴィンテージ感があって◎国産時計はセイコーだけではなくシチズンも時計の歴史では重要なブランドなんです。