ARBITRO MAGAZINE

Rolex Air-King 14000M Salmon Dial

 

ロレックス エアキング Ref.14000M サーモンダイアル が入荷しました。

このエアキングという名は「ペットネーム」と呼ばれる、愛称が付けられたモデルの中で、最も古いモデルと言われています。

Roelx 14000M は2001年〜2007年まで製造されていたポスト・ヴィンテージなロレックスの時計。

このひとつ前の世代のモデル「14000」との違いは、14000には「Cal.3000」が使われていて、この14000Mにはその次のムーブメント「Cal.3130」が使われていることが大きく違う点ですね。

Cal.3000はテンプを支えるブリッジがシングル(ひとつ)、Cal.3130はダブルブリッジに変更されたので、より精度が向上し安定性も増しました。

また調整機構もマイクロステラスクリュー(テンワの外側に星型のネジがついているもの) → マイクロステラナット(テンワの内側に4つの星型ナットがついている)に変更され、より精度の安定と調整のしやすさが増しています。

このマイクロステラナットはCal.3100系のムーブメントから採用されました。

14000Mはノンクロノメーターですが、修理職人さんたちが口を揃えて今のCal.3100系が全てのバランスにおいて最高のムーブメントと言う通り、普段使いに最も向いているムーブメントなのは間違いないんです。

外観の違いで言うと、14000Mからガラスに透かし彫りされた王冠マークが入り、またラグ部分の横穴が無くなりました。

34mmのケースは平均的な日本人の腕周りに対して、収まりがかなり良いサイズだと思います。

また、このケースサイズは最近では女性が着けていても違和感がなくなってきています。

腕周りが約16.5cmでこのサイズ感。写真だと実際に見た感じより若干大きく見えるかな?と思います。

エクスプローラーのダイアルと同じく、3・6・9のアラビア数字インデックスのダイアル。

スムースベゼルでデザイン的にもスッキリ、シンプルなので飽きがこないのが◎

このサーモンダイアルの色味は光の当たり方で色々変化するのが良いんです。

チョコっぽい茶系の色に見えたり、もう少し濃い目のオレンジ色に見えたり。

実物はかなりオシャレですよ。

このダイアルカラーは何て表現すれば良いのか難しいんです。

ただ、めちゃめちゃ格好良いんで、実物を見てがっかりということは無いと思います。

オーバーホールと新品仕上げはAiry’sさんにやって頂いていますので、ムーブメントもケースもめちゃめちゃ仕上がってます。

(ただ今商品ページを作成中です)

このオーバーホール代と磨きの腕を考えると、かなり満足感が高いのは間違いないです。

しっかりと整備をした時計は、長年使っていくうちに差が出てくるもの。

見た目の値段に惑わされず、トータルが考えた方が良いと思うんです。

本当に良いものをしっかりと整備して、大切に長くお使い頂く。

安心してお使い頂けるという点が、アルビトロで買う理由のひとつだと思います。

 
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