激シブいセイコーを仕入れました。セイコー スペシャル サブセコンド(スモールセコンド) 。
セイコー最後のスモールセコンド、新10B型のムーブメントを搭載した小ぶりな時計です。戦後すぐの1940年代後半の製造。
![](https://arbitro-magazine.com/wp-content/uploads/2021/04/SEIKO134-10-950x950-1.jpg)
ケースは年代を感じさせてくれるヴィンテージ感がありつつ、この時計はスクリューバックタイプの裏蓋なので湿気などが入らず、ダイアルが当時のままのかなりきれいな状態。
なんと言ってもデザインが◎
![](https://arbitro-magazine.com/wp-content/uploads/2021/04/SEIKO134-7-950x950-1.jpg)
ツートーンのダイアルに、全数字のインデックスなんですがよく見ると3・9・12の数字が大きいんです。
![](https://arbitro-magazine.com/wp-content/uploads/2021/04/SEIKO134-6-950x950-1.jpg)
スモールセコンドと呼ばれる6時位置の秒針がヴィンテージなデザイン。
![](https://arbitro-magazine.com/wp-content/uploads/2021/04/SEIKO134-3-950x950-1.jpg)
![](https://arbitro-magazine.com/wp-content/uploads/2021/04/SEIKO134-2-950x950-1.jpg)
戦後の復興の最中、1948年に登場した新10B型と呼ばれるムーブメントを搭載した時計。
戦災から逃れた長野の諏訪精工舎が設計し、復興を目指す亀戸の第二精工舎で生産されました。
50年代になると3針のムーブメントが登場し、そちらが主流になるためこの機械が最後のスモールセコンドとなります。
![](https://arbitro-magazine.com/wp-content/uploads/2021/04/SEIKO134-1-950x950-1.jpg)
![](https://arbitro-magazine.com/wp-content/uploads/2021/04/SEIKO134-8-950x950-1.jpg)
サイズはリューズ込みで約31mmと、大きめのサイズでは出せない小洒落た雰囲気を醸し出してますね。