サントスガルベについて
サントスガルベ誕生のきっかけはパテックフィリップのノーチラスやオーデマ・ピゲのロイヤルオークに代表される(どちらもジェラルドジェンタデザイン)、1970年代に流行したラグジュアリースポーツと呼ばれるステンレス製ハイエンドモデルの流行。
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上の画像は1978年のパテックフィリップ ノーチラスの広告。
この流行の波を受けてカルティエは1978年、これまでの革ベルトが付いていた『Santos』から新たに『Santos de Cartier』としてデザインもラグジュアリースポーツを意識したステンレス製のモデルを販売をしたんです。
これが初代サントスですね。
![](https://arbitro-magazine.com/wp-content/uploads/2021/05/P7575-Santos2-950x629-1.jpeg)
![](https://arbitro-magazine.com/wp-content/uploads/2021/05/P7575-Santos1.1-939x950-1.jpeg)
そして1970年代〜1980年代前半にかけて(スイス側から見れば)、クォーツショック(Quartz Crisis)と呼ばれるクォーツムーブメントが押し寄せます。
このクォーツショックを受けて、1987年、ラグに丸みを持たせ着け心地を良くしたデザインに変え、名前も『Santos Galbee』に変更しました。
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サントスガルべはやっとこの年に出てくるんですね。
一般的には「Santos de Cartier」も「Santos Galbee」もサントスガルべとして販売されているので、アルビトロでもどちらもサントスガルべとして販売しています。
サントスガルべはクォーツモデルに切り替わるまで、自動巻きのモデルもあり両方存在しています。
サントスガルべは2005年にSantos Galbee XL という大型化したモデルを発表した、っていう流れです。
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そして新入荷したのがサントスガルべの発表から20周年を記念したモデル。
![](https://arbitro-magazine.com/wp-content/uploads/2021/05/DSC06209-950x634-1.jpg)
ギョーシェ彫りのダイアルとアプライドのローマ数字インデックスが特徴的。
サイズ感や着け心地などサントスガルベがやっぱり良いんですね。このモデルはオールステンレスのモデル。
ゴールドがアクセントになるコンビモデルも人気ですが、メンズにはこのオールステンレスモデルを探してるって言う方も多いんです。
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