1989年に発売されたチュードル(チューダー)のサブマリーナのミドルサイズ(ボーイズサイズ)にあたるRef.75090。
この時代のチュードル(チューダー)の時計はROLEXの純正パーツを使っているのも特徴のひとつ。
オイスターケースにねじ込み式のリューズなんかがそれに当たります。
90年代以降、チュードルはサブマリーナの終焉とともにロレックスの部品を使用せず専用部品に切り替えました。
ロレックスの要素が入った最後のチュードルの1つとも言えるモデルです。
フリップロック式の3連巻き込みブレス(通称 巻きブレス)。一枚のステンレスの板を玉子焼きのようにくるっと巻いて仕上げたコマが特徴的ですね。何と言っても着け心地と軽さが抜群に良いです。
写真のものはエクステンションリンクと呼ばれる、ダイバーがダイバースーツの上からでも着けられるようにした仕様。
通常時はクラスプ部分に折り畳まれていて、使いたい時に伸ばすと、一時的に腕周りが長くなるというすぐれもの。
ロリポップ針と呼ばれる秒針。
短針はベンツ針と呼ばれています。
当時の200m防水仕様。
夜光がトリチウムということを表しています。
![](https://arbitro-magazine.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC08321-768x768-1.jpg)
サイズは36mm(リューズ除く)と、フルサイズの39mmと比べると一回り小ぶり。
このRef.75090はチュードル サブマリーナーの立ち位置としてはミドルサイズにあたります。
![](https://arbitro-magazine.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC08493-768x768-1.jpg)
実際に着けてみると収まりが良いんです。
![](https://arbitro-magazine.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC08493-2-768x512-1.jpg)
腕周り約16.5cmでこれぐらいのサイズ感なので、小さすぎるっていうこともないですね。
![](https://arbitro-magazine.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC08500-768x768-1.jpg)
デニムのジャケットでラフなスタイルにはもちろん合います。
![](https://arbitro-magazine.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC08500-2-768x512-1.jpg)
もう少し引いた写真で見ると、もっと全体のバランスが分かりやすいですね。
![](https://arbitro-magazine.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC08500-2-768x512-1.jpg)
ブラックのダイアル&ベゼルはダイバーのスタンダード。間違いなく合わせやすいんです。
![](https://arbitro-magazine.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC08502-768x768-1.jpg)
カメラを構えているの図。
![](https://arbitro-magazine.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC08362-768x768-1.jpg)
![](https://arbitro-magazine.com/wp-content/uploads/2021/04/DSC08376-768x768-1.jpg)
細めの腕周りの方や女性、少し小ぶりのダイバーが欲しいという方に。
ダイバーの良いところはドレス時計に比べ頑丈で普段使いしやすい点。
気兼ねなくデイリーユースできるのがこのTudor Submariner Ref.75090です。